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FP2級は独学で合格できる!アプリを使った私の勉強方法と学習時間のまとめ

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前書き:FP3級を受けずに、最初からFP2級を目指す方へ

私自身はFP3級を取得してから、FP2級を取得しましたので、これからご覧いただく勉強方法はいきなりFP2級を目指す人にとっては少し勝手が違うかもしれません。

ご了承いただきますようよろしくお願いします。

 

FP2級の難易度と合格率(金財)

FP2級の試験には【学科試験】と【実技試験】の2種類があります。

 

FP2級【学科試験】の正誤問題の4択式。

【実技試験】の問題は筆記の計算問題と〇×問題と空欄埋めです。

 

両方に合格しなければFP2級の資格の取得にはなりません。

どちらか片方のみ合格した場合は、不合格だった試験にのみ受験する必要があります。

一度合格した試験は3年間有効です。

平成29年1月から平成31年度1月までの合格率の推移です。

『学科試験』の合格率は21.45%~31.11%、『実技試験』の合格率が26.74%~47.50%となっております。学科試験は約25%の人が、実技試験は約35%の人が毎回合格しています。FP3級の合格率はどちらとも50%を超えていましたが、FP2級の試験はそこまで甘くはありません。

 使用していたおすすめのテキストとスマホアプリ

私が利用していたテキストは『みんなが欲しかった!FP2級の教科書(TAC)』と『みんなが欲しかった!FP2級の問題集(TAC)』です。また実技の対策として『FP2級試験対策 マル秘ノート実技 個人資産相談業務』を使用していました。

 

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こちらのテキストは中身がとてもカラフルで初学者でもとても読みやすくなっています。一つの区切りごとに、過去問を少し改変した確認問題などがありますので、理解がしやすくなっています。

読みやすいとはいえ、十分にこのテキストを覚えるだけで、合格レベルまでいけると思います。

 

みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

 

 

 

みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)

 

 

ただ過去問の方が少し物足りないと感じましたので、私は左上のテキストを購入しました。こちらの本は実技の試験に頻出されているテーマのみをピックアップして解法を記載しています。

各テーマごとに確認問題と少し応用のチャレンジ問題が載っていますので、理解深めるにはもってこいのテキストです。

実技試験はこちらのテキストだけで十分かもしれません。

 

2018~2019年度版 FP技能検定2級 試験対策マル秘ノート〈実技・個人資産相談業務〉

2018~2019年度版 FP技能検定2級 試験対策マル秘ノート〈実技・個人資産相談業務〉

 

 

アプリでは『FP技能士2級受験対策』というのを使っていました。

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学習方法

1.最初はテキストには触れずに過去問を確認

「まずはテキストを読むぞ!」となる人が大半だと思いますが、まずは過去問から手をつけていきましょう。「え?そんなのFP2級なんて勉強したことないから解けるわけがないよ!」と思われるかもしれません。

それでも大丈夫です。とにかく最初はどんな問題が出るのかを把握することが大切です。テキストを1から読んで、むやみやたらに暗記していては勉強の効率が悪いです。

最初の1週目は答えを見ながらでかまいません。そして正誤問題の1つ1つを、なぜこの選択肢は×なのかを理解することが大事です。

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実際の過去問

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解答

  

過去問をご覧いただくと分かるのですが、試験で出題されている問題は正誤のパターンが同じような問題が多いです。

そのためまずは一通り過去問を確認してください。答えも一緒に見ながらやるのが良いでしょう。まずは1周それを行い、そして2周目は解答を見ずに解いてみる。そして間違えた問題をテキストで確認するという流れが良いです。

 

2.まずは『学科』から手をつけていく

2級の学科の問題は3級の問題と異なり、選択肢も増え、絞り込むのが難しいです。まずは学科から手をつけていきましょう。というのも、実技にも正誤問題はありますが、学科の正誤問題が解けるレベルになれば、十分に対応できるレベルの問題しか実技では出ませんので、特別用心することはありません。

 

圧倒的に学科>実技という問題内容となっています。

3.『学科』の過去問を確認したら、『実技』の過去問を確認

実技の正誤問題や〇×問題は、学科の対策で十分ですが、計算問題はしっかりと確認しなければいけません。

 

パターンを覚えて、解くことが慣れてくれば問題ありませんが、慣れるまでは反復の演習が必要です。例ですが、大問1の計算問題には『報酬比例部分の額』、『経過的加算額』、『加給年金額』、『老齢厚生年金の年金額』などを求めよという問題が出題されることが多いです。

 

一見たくさん求めないといけないのか・・・と思われるかもしれませんが、それぞれヒントとして計算式が用意されています。ですので試験まで毎週1回は過去問を解いておいて、計算のやり方をマスターしていれば何ら問題はありません。

4.過去問を確認出来たら、テキストを読んでいく

過去問を一通り確認し、どういった問題がでてくるか理解したらいよいよテキストに入っていきます。テキストを読む上で意識してほしいことがあります。それは【一度で理解しようと思わないことです】。

 

テキスト50ページを100分かけて読むよりも、50ページを深く考えず20分で読み、5回反復する方法の方がより頭に記憶されますし、理解も深まります。

 

人は頭の中で文字を読んでしまいがちです。意識して【文字をひたすら早く目で追うこと】を意識してみてください。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、この読み方を実施することで記憶の定着率は大幅に変わってきます。

 

この読み方についてはこちらの書籍に詳しく記載されています。

もしよろしければ読んでみて、実践してみてください。

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5.過去問→テキスト→過去問・・・章ごとにこれを繰り返す

FPの試験は全部で6章ありますので、1章の過去問を解く→間違えたところをテキストで確認する→2章の過去問・・・と繰り返していくのがベストです。1章から6章を通して読んでも2章を読んでいる頃には1章の内容は多くは消えてしまいます。

ここでも大事なのが、時間をかけずにすらすらと読んでいくことが大事です。3回、4回と読み進めるうちに、だんだんと理解してきます。

特に学科の問題は何回も反復して解いていると、「これは×だな」と勘が働いてきます。過去問の反復は今ならスマホのアプリでもありますので、電車での移動中の際にはスマホで過去問を解いて、自宅ではテキストを読むという風に分けるのも効率的です。

6.実技は毎回パターンが同じ。得点源は計算問題

実技は大体パターンが同じですが、安心してはいけません。FP3級はほとんどしなくても合格できたかもしれませんが、FP2級はそう甘くはありません。

しかしちゃんと反復して過去問に取り組み、問題を理解できるとそんなに難しい問題が出るわけではありませんので合格できる点数は取れます。

特に計算問題は式のヒントも問題文に記載がありますので、この計算にはあの公式をこうやって使えばいいということを理解できていれば、容易に点数を取れます。

 私のFP2級の学習時間は150時間ほど

私がFP2級の試験にかかった時間は約150時間ぐらいです。期間にすると約2か月ぐらいになります。1日の通勤時間がおよそ1時間30分ありますので、通勤中はアプリで過去問を解いていました。

そして自宅ではテキストを1時間~2時間ぐらい読むという感じで毎日2時間半ほど勉強していました。

記事中でも何度か書きましたが、一回で理解しようとしても時間の無駄ですし、記憶の定着率も悪いです。すばやく読む、そして反復するということを意識していました。

その日には理解できなかったことでも何度も繰り返し読んでいると、あるとき「あ、これはこういう風に理解したら覚えれるやん!」と閃くことが往々にしてあります。

(私で例をいうと、どうしても債権の利回りの公式が覚えれませんでした。でも10回ぐらい何度も読んでいたときに、急に理解ができて、覚えることができたのです。笑

本当に急にでした。)

 

FP2級の勉強は150時間~300時間は必要な試験と言われています。私は大体150時間でしたが、それは私が宅建士の資格を持っていて、5章と6章の不動産と相続の部分は苦ではなかったためです。

 

なのでやはりFP3級→FP2級と来ている人はそれなりに時間はかかるでしょう。しかしFPの資格というのは、人間が生きていくうえで最低限知っておかなければならないルールだと私は思っています。

ルールを知らないと、知っている人に対して損をしてしまうことがたくさんあります。

しっかりと学習して、得をする人生を歩みましょう!!