頭金少しで住宅ローンを3000万円借り入れた時の返済額を金利毎に比べてみた。
どうも。某住宅メーカー勤務の大地です(^O^)
今回は、住宅を購入する際に多くの人が利用する住宅ローンについて説明します。
夢のマイホーム。。いつかは私も家庭を持ち、購入したいなと思っています。なので私は自社以外の勉強のためにも、とりあえずカタログを片っ端から集めて、彼女と一緒に見て勉強しています( ̄∇ ̄)笑
しかし住宅の勉強だけでなく、お金のことについても勉強をしないといけません。
恐らく多くの方と同様に、私は実際に購入するために、住宅ローンを組むことになります。住宅ローンはたくさんの種類があってとても複雑です。しかしメリットが多くあります。今回はいつかの自分のためにも調べて書いていきたいなと思い、記事にしました(^O^)
今回はその一例として、金利の差でどれだけ毎月の費用、総返済額が変わるのかを3000万円借り入れたとして計算してみました。
金利○%で3000万円借りたら返済は毎月〇万円ぐらいの返済になるんだ!という感覚を持って頂ければ幸いです。
なお、試算として金額を計算するために※元利均等返済での返済と想定して話を進めていきますので、よろしくお願い申し上げます。
■元利均等返済とは
毎月お支払いいただく返済額が一定となる返済方法です。■元金均等返済とは
毎月お支払いいただく返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法です。
では目次です。
1.3000万円を金利1%で35年で借り入れた場合
3000万円を元利均等返済の金利1%で借り入れた場合、毎月の支払額は84,685円となります。
計算方法ですが、35年払い、金利1%の場合の100万円あたりの毎月の返済額は2,822円となります。3000万円の借り入れとなりますと、この100万円あたりおよそ2,822円なので、これを30倍にします。
①100万円→3,000万円
②2,822円→84,660円
となります。
金利1%で3000万円を35年間で借り入れた場合の総返済額は約3557万円となります。
2.3000万円を金利0%で35年で借り入れた場合
金利が0%の場合は割り算をしてください。35年払いなので、月数に直すと420ヶ月です。ですので、3,000万円÷420=71,428円となります。金利が1%のときは毎月の支払額が約84,660円でしたので、たった1%差があるだけで、13,232円の差が出てきます。
まぁ金利0%なんてありませんので、少しでも低い方が良いなと思って頂ければと思います。笑
3.3000万円を金利2%で35年で借り入れた場合
3000万円を元利均等返済の金利2%で借り入れた場合、毎月の返済額は99,378円となります。約10万円。1%の時と比較すると14,718円、0%の時と比較すると27,950円も高くなってしまいます。総返済額にすると、
金利2%で3,000万円を35年間で借り入れた場合は約4,174万円となり、金利1%の時に比べて、約617万円ものお金を多く支払わなければなりません。これでは3000万円借りただけなのに、4000万円も返さなくてはならないのです。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。同じ金額を借りるのでも、金利が1%違うだけで総返済額が約600万円も高くなってしまうのです。この600万円があれば、35年間住宅ローンを払いつつも、家族で旅行に行けたり、または新車で高級な外車を買うことだって出来ますよね。
また今回は3000万円、35年間での借り入れを例にしましたが、無論借り入れ額が上がるほど利息も高くなります。ですので、住宅の購入を考えているのであれば、出来るだけ早く決断することが必要です。
私は実際に展示場で接客をしておりましたが、9割ぐらいのお客様が全くと言っていいほど住宅ローンに関して理解できておりません。家の購入は人生で何度もあるわけではないので、仕方のないことなのですが、それではダメです。
多くのお客様が1年後から2年後を目処に家を建てて住みたいと仰いますが、情報収集〜契約〜竣工〜住み始めるまでどれぐらいかかるか分かりますか?契約〜住み始めるまでで少なくとも約半年は見ておいた方が良いです。
「頭金をしっかり貯めてから〜」とか「まだまだ先のことやし、いいや」と思考停止状態になってしまってはいけません。2年間で200万円を貯金して、頭金にしようと意気込んでせっかく達成出来たとします。しかしその間に金利が0.4%ほど上がってしまっていたら結局損をします。
ですので、まずはどこのメーカー、工務店が良いのか一度資料を取り寄せることからでも始めてみてください。
この超低金利時代、また消費税増加を控えた今が動くときではないでしょうか。
貯金は良いことですが、しっかりと利用できる制度は利用してお得に夢のマイホームを購入しましょう♪