うつ病で4か月もの期間休職をしたら考えが変わりました。
どうも!
男4人でルームシェアをしているだいちです(/・ω・)/
2月から現在までうつ病で会社を休職していましたが、180度考えが変わりました。
1.当初はお金よりも時間がほしかった。
うつ病当初は「同じことを上司から怒られるのがつらい・・残業も多くて休みにも電話がかかってくるし嫌だ死にたい」と考えていました。
1‐1.契約のためのお客様に対してのアプローチ
毎日お客様とアポを取るために電話をするのですが、これを朝の10時から11時と夕方の18時から20時に行います。朝は奥様方がちょうど朝の支度を一通り終えてバラエティなどをご覧になられている時間帯で、夜はご主人様が帰宅されて家族皆様が家にいることが多い時間帯です。
1‐2.当たり前の残業、当たり前の虚偽申告。
朝はまだ分かるのですが、夜は色々ダメなんじゃないかと疑問に思いつつ続けていました。夕食の時間帯ですし。そもそも定時が17時45分と決まっているのに、18時から20時に電話しろってどういうことやねん(笑)この時点で毎日2時間の残業がほぼ確定しています。
1‐3.見えない残業が多すぎる。
18時から20時に電話を終えた後、反応の良かったお客様がいれば資料を持って行かなければならないのですが、そこからの残業は付きません。
実際にはそんなルールはないのですが、回りの先輩方から「契約ほしくないん?」とはやしたてられてしまって行かざる負えないのです。場所にもよりますが、営業車を支給されていない私は電車での移動です。当然帰るときは終電ギリギリになるか逃してタクシーです。
そして会社から出る際にタイムカードは押してしまっていますので、20時以降の分の残業はつきません。
これって一種のパワハラじゃないんですかね。今考えても本当にいらいらします。
1₋4.それでも残業が付く時間は”30時間”まで
こんなに残業が多いのに残業を付けていいのは30時間までと決まっています。みんな虚偽申請しまくりですよ。それが普通だと考えてしまっている。一種の洗脳です。はよ労基入ってください。
とこのような感じだったので、会社に行くのも嫌だったし、モチベーションも最悪だったのでお金よりも時間が、遊ぶ時間が欲しかったのです。
2.実際に会社を休職してみて
2‐1.休職だ!仕事に行かなくていいし、考えなくていい。やっほい!!
休職初日。それはそれは最高の朝でした。会社から解放されてやりたいことが出来ると思うと、夜中に何度も目が覚めることもなくぐっすりと眠ることが出来ました。半年ぶりぐらいの快感です。その日からしばらくは貯まっていたゲームを消化しては買って読めずにいた本を読み漁る毎日が続きました。
2‐2.ゲームにも飽きてきて、学生の頃に趣味だったロードバイクに手を出す。
不思議なもので学生の頃は何時間でもゲームを楽しんで続けることが出来ていたのですが、この年齢になるとそういう訳にもいきません。集中力が長く持たない・・しかも周りの久々に会う人たちみんなに「なんか顔色悪くない?」と言われ続ける日々が続いていました。
流石にまずいと思い、運動をしようとロードバイクに乗ることにしました。
2₋3.刺激のない日々・・家にいてもいらいらする。
ゲームもロードバイクもいまいち捗らない。。暇だからと難波や梅田に出かけても特に目的もないので、現地についても1,2時間程度で帰宅。でも家にいたらいたらで何だか身体もだるいし、ゲームも飽きてすることもない。そうこうしている内に夜が来て、ご飯を食べて寝る。そして起きるの繰り返しで何も楽しくない。
2₋4.人と話すのが億劫になる。
実際に休職を開始して2か月ぐらいしたときぐらいから、人と話すことが億劫になりました。みんながリビングにいても話したりするのが億劫なことが多くなり、部屋に閉じこもって作業をすることが多くなりました。
ブログを始めたのはそれを少しでも改善するためというのもありましたが、1人でいたいという建前というのもあったのかと思います。
2₋5.お金がやはり働いていたときより圧倒的に少なくなった。
1番気持ちが億劫になった理由がこれにあると私は感じています。休職する前は手取りで20万円ぐらいあったのが、休職を始めてからは手取り13万円程になりました。7万円のマイナスです。正直かなりきついです。
クレジットの支払いや家賃などを支払いをすると毎月手元に5万円程しか残りませんでした。そして追い打ちのように振り込まれない傷病手当分。止む無く親に借りたり、少しキャッシングを齧ったりしました。
恐らくこのお金がないというのが、このいらいらを促進させているのだと感じました。
3.結論
3₋1.休職はするべきではない。
私が身をもって経験したことから、最終的に思ったことは休職をする前にまず、上司や人事の人など誰か話しやすい人に事情を話して、それを理解してもらったうえで有給を消費して様子を見るということが一番ベストだと感じました。
私の場合は誰にもこの気持ちを言わないで、自分の中に閉じ込めて、月に何度か休むということを勝手にしていたので、気が付いたら15日あった有給がすべて消えていました。
恐れないで誰かに今の思っている気持ちを伝えると案外受け入れてくれる人はいます。
「これを言ったら絶対嫌われるんじゃないかな・・・」「どうせ行っても無駄だ。」このように思わないことが大事です。
なんだかんだで真剣に相談を持ち掛ければ、大体の人はしっかりと聞いてくれます。まれに本当に頭の固い馬鹿は一定数いますが、そういう人はしっかりと見極めて、当たり障りなくご機嫌取ってスルーすることが大事です。
何でも考えすぎないことが大事です。
3₋2.うつ病は広く認知されてきているが・・・
現在うつ病というものが広く認知されてきて、これが原因で休職するということが認められる企業が広く見受けられるようになってきました。しかし休職というのは長くすればするほど、ずるずるといってしまって、金銭面でもきつくなってきます。気持ち的にも復帰しにくくなりますからね。
それだけでなく日々の刺激が失せてしまって、暗いことばかり考えてしまう傾向にあると感じます。
そしてますますうつ病という症状を進行させていってしまうのではないかと感じました。
4.最後に
実際にその会社が合っていない場合もありますので、そのときはきっぱりと辞めて新たな道を選ぶのも一つの手だと感じます。
明日は会社に復職するために会社の産業医の方と人事の方で面談があります。今の私の気持ちをしっかりと伝えて、1日でも早く復帰が出来るようにしたいと思っています。
そもそも傷病手当の支給が遅すぎて本当にいらいらします(# ゚Д゚)調べてみると支給は書類が受理されて2か月後とのこと。。
一体何をしてたらこんなに遅くなるんですかね。
休職のせいでもらえるお金が少なくなって、みんなにおごったりすることが出来なくて、僻まれることも多少あったりして逆にストレスが溜まりました。
お金は精神的主柱ですね。もう二度と休職なんてしません。ボーナスも減りますし。
この身をもってしっかりと体験することが出来ました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
少しでもうつ病で休職しようと考えている皆様のお力添えになればと思います。
それではまた!(/・ω・)/