細かい事務作業が苦手な私でも、傷病手当金について分かりました!
どうも!【男4人のルームシェア生活~鬱を討つ~】を運営しているだいち(@daichi_bloger)です(/・ω・)/
現在うつ病で2月から休職している状態なのですが、この休職中は賃金が当然通常通りはもらうことが出来ません。私の会社では休職手当がいくらか出ていますが、原則会社側からの支給はない会社が多いそうです。
休職中の給料は?
休職とは、労働者側の都合で一定期間会社を休むことです。
長い職業人生、途中さまざまな事情で一時的に職場から離れたい・離れざるを得ないケースもあります。
しかし、休職制度は法律で定められているわけではありません。会社によっては制度がないこともあります。
また、基本的に休職中は会社から給与は支払われません。
出典:https://hatarakus.jp/kyuusyoku-kyuuryou
賃金がもらえなければ生活が出来ないわけですが、こういったときに国から支給される手当があります。それは傷病手当金と傷病手当付加金といわれるものです。これは一定の手続きを踏んで、請求しないともらえないのでしっかりと確認しておく必要があります。
1.傷病手当金・傷病手当付加金をもらうための要件
1‐1.業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
業務内での通勤災害によるもの(労災保険の給付対象となるもの)や病気とみなされないもの(美容整形)は支給対象外です。
1‐2.仕事に就くことができないこと
仕事に就くことが出来ないかどうかの判定は担当医が判断します。そのため上司と相談の後、病院へ行き診断書を発行してもらう必要があります。このとき本人の了解があれば、上司は同行することが出来ます。会社は本人対して責任がありますので、もし嫌でなければ一緒に来てもらい、状態を理解してもらいましょう。
私は逆効果だと感じて、さっさと自己判断で病院へ行き、うつ病の診断書を発行してもらって、会社に郵送しました。こういうのもありだと思います。
1‐3.連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
休職をする前にはまず、会社側から有給を使ってとりあえず様子を見てみろと言われます。そしてその有給を消費しても、体調が戻らなければ、休職の手続きをしましょうということになります。有給は普通に働いていた人であれば、最低でも10日間はあります。
ここで10日使って休むと連続3日の休むという要件を満たすので、支給される要件に当てはまります。
1₋4.休業した期間について給与の支払いがないこと
休職中は上でも述べました通り、会社からの給与支給は原則ないところが多いです。支給されている場合は、傷病手当金も傷病手当付加金ももらえません。しかし休職手当が支給されている場合でも、普段もらっている満額をもらえていないのであれば、その差額分が支給されます。
これらの4つの要件が満たされれば、傷病手当金、傷病手当付加金の支給要件となります。
2.傷病手当金の申請書を提出して、いつ支給されるのか。
傷病手当金に関することで有名なのが、申請してから支給されるまでの手続きがとても遅いことです。
まず傷病手当金を支給されるための申請書を健保に送らないといけないのですが、この申請書の手続きがめんどくさいものになります。
- まず本人が埋められる部分を記入
- 本人が医師に依頼し、医師が記入した申請書を受け取る
- 本人が申請書を会社に提出する
- 会社の人事担当者が、会社が埋める部分を記入し、健保へ提出
- 健保が書類に基づき審査を行い、問題なければ支給(振込)
医師に申請書を書いてもらうのに、病院によっては「では、書いておきますのでまた来週に取りに来てくださいね。」と言われます。そのまま肯定してしまうとますます遅くなってしまうので、今書いてくださいとお願いしてみましょう。
実際に私はこの傷病手当金の申請を4月の中頃に提出したのですが、実際に支給される日にちが決まったのは6月23日でした。約2か月ぐらいかかりました。
他の方も大体2か月ぐらいかかっているので、これぐらいが目安なのだと思います。
3.傷病手当金が支給されるまでの間のお金の工面について
実際に傷病手当金が支給されるまでの2か月間はほぼ無給で乗り切らなければなりません。そこでどのようにして乗り切ればいいのかまとめてみました。
3₋1.貯金を切り崩して生活する。
これが出来るのであれば1番良いです。長年普通に勤め上げていれば、貯金はあるでしょうし、2か月で30万円もあれば家賃代も含め、きっと大丈夫でしょう。
3₋2.身近な人から借りる。
日頃から浪費家で貯金のない人は、親や友人から頭を下げてお金を借りましょう。やはりカードローンや消費者金融でカードを借りるのは利息もかかりますし避けた方が良いです。
3‐3.キャッシングを行う。
親や友人からどうしても借りれない、借りたくないという人はキャッシングという手もありです。18%の利息が大体かかりますが、出来るだけすぐ全額を返すことが出来れば、利息もそこまでかかりません。
例1:30万円をキャッシングして3回で返した場合(年率18%)
例2:30万円をキャッシングして30回で返した場合(年率18%)
借り方によっては同じ額でも約7万円の差が出ますので、返せるのであれば早めに返しましょう。
3‐4.家で出来る仕事を探して出来る範囲でする。
休職当初は難しいかもしれませんが、日がたってくると段々心に余裕が出来てくると思います。逆にお金がないと不安に感じてストレスが溜まってしまうので、家でできる簡単な仕事を探してみましょう。私がお勧めするのは、今私がしているようなこのブログの運営です。
最初からブログ自体で稼ぐのは難しいですが、ブログを利用して5万円ぐらいなら簡単に稼ぐことができます。
その簡単な方法についてはこちらの記事で紹介してますのでご覧ください。
5.最後に
休職をして傷病手当金をもらうことはサラリーマンの当然の権利です。ちゃんと申請して、しっかりと早く復帰できるように、お金のことで余計なストレスを抱えないようにしましょう。
p.s.つい一昨日にこの傷病手当金の支給が決定しました。この傷病手当金だけで約2か月半分で30万円近く今月入ってきます。会社からの支給分と合わせて今月は40万円ぐらいもらえるので、ようやく借りてた分を返せます。。